デクVSかっちゃん2は何巻何話?アニメ何期何話?対戦の背景や見どころを解説

僕のヒーローアカデミア

『僕のヒーローアカデミア』で何度も描かれてきた緑谷出久(デク)と爆豪勝己(かっちゃん)の関係。その中でも特に重要な意味を持つのが、2人による2度目の本格的な対決です。

「デクVSかっちゃん2」は、単純にどちらが強いのかを競う戦いではありません。爆豪が抱えていた葛藤や、デクがオールマイトから受け継いだ「ワン・フォー・オール」の秘密など、2人がこれまで抱えてきた感情がぶつかり合う重要なエピソードとなっています。

この記事では、デクVSかっちゃん2が原作漫画の何巻・何話にあたるのか、アニメでは何期・何話で描かれたのかを紹介します。

さらに、2人が戦うことになった背景や試合の流れ、戦闘シーンから読み取れる2人の成長や関係性についても詳しく解説します。

※ネタバレを含む記述があります。閲覧にはご注意ください。

デクVSかっちゃん2は何巻何話?アニメ何期何話?

デクVSかっちゃん2は、原作漫画では**14巻に収録されているNo.119「デクVSかっちゃん2」**で描かれています。

その後のNo.120「三人」では戦いの決着と2人の会話、No.121「後期始業式」では戦いを終えた2人のその後が描かれています。

そのため、デクVS爆豪(2戦目)を漫画で振り返る場合は、14巻のNo.119~No.121を読むと、戦いの前後まで含めて楽しむことができます。

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アニメでは、**第3期第23話・通算第61話「デクvsかっちゃん2」**で描かれています。

放送日は2018年9月15日です。

なお、アニメ公式の5周年企画で行われた「ヒロアカアニメベストバウト」では、このデクVS爆豪(2戦目)が第1位に選ばれています。

10万票を超える投票の中で1位となったことからも、アニメ版でも特に印象に残る戦いのひとつといえるでしょう。

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デクVSかっちゃんの対戦背景

デクと爆豪が2度目の本格的な戦いをすることになったきっかけは、爆豪がデクに対して抱いていた疑問と葛藤です。

爆豪は、かつて自分よりも弱いと思っていたデクが、雄英高校に入学してから急速に成長していく姿を目の当たりにしてきました。

さらに、爆豪はヴィラン連合による神野区襲撃事件で自分が敵にさらわれたことをきっかけに、オールマイトが戦う力を失ったことを自分の責任だと感じていました。

一方、爆豪は以前からデクとオールマイトの関係に違和感を持っていました。

そして仮免試験終了後、爆豪はデクがオールマイトから何らかの形で力を受け継いだのではないかと問いかけます。

その後、爆豪はデクをグラウンドβへ呼び出し、「本気で戦う」ことを要求します。

デクは突然の申し出に戸惑いますが、爆豪が単に勝ち負けを求めているのではなく、自分自身の中にある葛藤を整理しようとしていることに気づきます。

こうして、かつて一度戦った場所で、2人は再び本気でぶつかることになります。

アニメ公式でも、以前の戦いと同じグラウンドβで再戦することや、爆豪が抱えていた苦悩が戦いの背景にあることが説明されています。

あらすじ

戦いの序盤から、爆豪は以前よりもさらに磨きをかけた攻撃を仕掛けます。

対するデクは、以前の戦いから大きく成長しており、「ワン・フォー・オール」を身体全体に行き渡らせるフルカウルと、蹴りを主体としたシュートスタイルを使って爆豪に対抗します。

かつては爆豪に対して正面から攻撃することさえ難しかったデクですが、今回は爆豪の動きを読みながら戦い、以前とは明らかに違う戦闘力を見せます。

しかし、爆豪もデクの成長を想定したうえで戦っており、攻撃だけでなく相手の動きを読む判断力も発揮します。

戦いが激しくなる中、2人は互いに抱えていた感情をぶつけ合います。

デクにとって爆豪は、幼い頃から憧れ続けてきた存在である一方、爆豪にとってデクは、自分が見下していたはずなのにいつの間にか追い上げてきた存在です。

そのため、この戦いは単なる「どちらが強いか」という勝負ではなく、2人が互いをどう見ているのかをぶつけ合う戦いでもあります。

この戦いを通して2人は互いの考えを知り、これまでとは少し違った関係へと進んでいくことになります。

見どころ①それぞれの成長

2戦目の大きな見どころは、1戦目からの2人の成長が戦い方そのものに表れていることです。

1戦目のデクは、まだワン・フォー・オールを十分に扱うことができず、爆豪との戦いでも身体への負担が大きい状態でした。

しかし2戦目では、フルカウルによって身体全体に力を行き渡らせ、さらにシュートスタイルによって蹴りを主体とした戦い方へと変化しています。

一方の爆豪も、単純に「爆破の威力が高い」だけの戦い方ではありません。

デクの能力や動きを冷静に分析し、自分がどう動けば相手の攻撃をかわし、反撃につなげられるのかを瞬時に判断しています。

つまり2戦目では、デクが「以前の自分とは違う戦い方」を身につけただけでなく、爆豪もまた戦闘面で成長していることが分かります。

そのため、1戦目を見た後に2戦目を見ると、同じ2人の戦いでありながら、戦闘の駆け引きが大きく変化していることに気づけます。

個人的にも、この戦いは「デクがどれだけ強くなったか」だけを見るのではなく、爆豪もまた着実に成長していることに注目すると、より面白く感じられる戦いだと思います。

見どころ②初めて真正面から描かれる爆豪の「弱さ」

この戦いを語るうえで外せないのが、爆豪の内面です。

これまでの爆豪は、常に「自分が勝つ」という強い意志を持ち、弱さを見せることを嫌う人物として描かれてきました。

しかし2戦目では、爆豪が実は自分自身の弱さや焦りに苦しんでいたことが明らかになります。

特に大きいのが、神野区で自分がヴィランに捕まったことと、その結果としてオールマイトが戦う力を失ったことへの責任感です。

爆豪は、自分が原因でオールマイトを引退させてしまったのではないかという思いを抱えていました。

さらに、自分が仮免試験に不合格となった一方で、デクは合格しているという状況も、爆豪の焦りを強めていたと考えられます。

だからこそ、爆豪がデクに戦いを挑んだ理由は、単純な「デクに勝ちたい」という気持ちだけではありません。

デクがなぜオールマイトから力を託されたのか。

自分はなぜオールマイトのようなヒーローになれないのか。

そして、自分は本当に弱いのではないか。

そうした疑問を、爆豪はデクとの戦いを通して確かめようとしていたのです。

この「強いキャラクターにも弱さがある」という部分が、この戦いを単なるバトル回ではなく、爆豪のキャラクターを深く掘り下げるエピソードにしています。

見どころ③「勝つ」と「救ける」という2人の目指すヒーロー像

デクと爆豪の関係を考えるうえで、この戦いは非常に重要な転換点になります。

デクは、困っている人を見たらまず「救けたい」と考える人物です。

一方の爆豪は、これまで「勝つこと」に強くこだわってきました。

一見すると正反対の2人ですが、戦いを通して少しずつ見えてくるのは、実はどちらもオールマイトのようなヒーローを目指しているということです。

アニメ公式サイトでも、この戦いを経てデクは「救けて勝つヒーロー」、爆豪は「勝って救けるヒーロー」を目指していくと紹介されています。

ここが、この戦いの非常に面白いところです。

デクは「救ける」ことを優先しながら、勝つための強さも必要だと学んでいきます。

一方の爆豪は「勝つ」ことにこだわりながら、その強さを誰かを救うために使うことを意識するようになります。

つまり、2人は正反対の道を進んでいるように見えて、最終的には同じ方向を目指しているのです。

2戦目は、そのことを2人自身が少しずつ理解していくきっかけとなる戦いだといえます。

見どころ④ 本当に重要なのは「戦いの後」

このエピソードの面白さは、勝敗が決まったところで終わらないことです。

戦いの後、爆豪はオールマイトからデクに「ワン・フォー・オール」が受け継がれた経緯を聞き、2人だけで共有する秘密を持つことになります。

これまでデクと爆豪は、お互いに強く意識しながらも、素直に本音を話せる関係ではありませんでした。

しかし2戦目を経て、少しずつ互いの実力や考えを認められるようになっていきます。

特に、その後のNo.121「後期始業式」では、2人が前日の戦いについて話す場面が描かれます。

ここでは、以前なら考えられなかったような形で、デクが爆豪に自分の戦い方について意見を求めています。

つまり、この戦いによって2人の関係は「一方的に憧れるデク」と「一方的に見下す爆豪」から、互いに刺激を与え合うライバルへと変化し始めたと考えられます。

戦いそのものだけを見るのではなく、No.119からNo.121まで続けて読むことで、このエピソードの意味がより分かりやすくなります。

まとめ

デクVSかっちゃん2は、原作漫画では**14巻のNo.119「デクVSかっちゃん2」からNo.121「後期始業式」にかけて描かれ、アニメでは第3期第23話・通算第61話「デクvsかっちゃん2」**にあたります。

この戦いの魅力は、単純な勝敗だけではありません。

デクはシュートスタイルを身につけ、以前よりも大きく成長した姿を見せます。一方の爆豪も、戦闘面での成長だけでなく、自分自身の弱さや葛藤と向き合うことになります。

さらに、戦いを通して2人は互いの考えを知り、「勝つこと」と「救けること」が必ずしも対立するものではないことにも近づいていきます。

そのため、デクVSかっちゃん2は、2人の強さを比較するだけではなく、「2人がどんなヒーローを目指しているのか」を理解するうえでも重要なエピソードです。

アニメ公式の5周年企画では、10万票を超える投票の中で「デクVS爆豪」がアニメ版ベストバウト第1位に選ばれています。戦闘シーンの迫力はもちろん、2人の関係性が大きく動く重要なエピソードとして、ぜひ注目してみてください。

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作品の詳細は公式サイトも参考にしてください。

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