『僕のヒーローアカデミア』の中でも、プロヒーローの戦いを代表する名バトルのひとつが、エンデヴァーVSハイエンドです。
オールマイトの引退によってNo.1ヒーローとなったエンデヴァーが、初めてNo.1として人々の前で戦うことになるこの戦いでは、新型の脳無・ハイエンドとの激しい戦闘が描かれます。
エンデヴァーだけでなく、No.2ヒーローのホークスも参戦し、2人の連携やエンデヴァーの戦い方、そして「No.1ヒーローとは何なのか」というテーマにもつながる重要なエピソードです。
この記事では、エンデヴァーVSハイエンド(九州決戦)が原作漫画の何巻・何話にあたるのか、アニメでは何期・何話で描かれたのかを紹介します。
さらに、戦いに至った背景やあらすじ、エンデヴァーとハイエンドの戦闘の見どころについても詳しく解説します。
※この記事にはエンデヴァーVSハイエンド戦に関するネタバレが含まれています。
エンデヴァーVSハイエンドは何巻何話?
エンデヴァーVSハイエンド(九州決戦)は、原作漫画では20巻のNo.187「燃えよ轟け!VS脳無:ハイエンド」から始まり、21巻のNo.190「始まりの」までにわたって描かれています。
そのため、戦いの始まりから決着、戦い後の展開まで漫画で読みたい場合は、20巻と21巻を読むのがおすすめです。
集英社公式の収録情報では、20巻にNo.185~No.188、21巻にNo.189~No.200が収録されています。
アニメでは、**第4期第25話・通算第88話「始まりの」**で描かれています。
第88話は2020年4月4日に放送され、新型の脳無・ハイエンドがエンデヴァーとホークスを襲撃し、2人がハイエンドと戦うエピソードです。
アニメ公式でも、第88話のあらすじとしてハイエンドの急襲とエンデヴァー&ホークスの戦いが紹介されています。
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エンデヴァーVSハイエンドの対戦背景
エンデヴァーVSハイエンドを理解するうえで重要なのが、エンデヴァーが「No.1ヒーロー」になった直後の戦いだということです。
これまで長年No.2としてオールマイトを追い続けてきたエンデヴァーでしたが、神野区でのオールマイトVSオール・フォー・ワンの戦いを経て、オールマイトは現役を引退しました。
その結果、エンデヴァーがヒーロービルボードチャートJPでNo.1となります。
しかし、エンデヴァーにとってNo.1になることは、単純に喜ばしい出来事ではありませんでした。
これまで目標としてきた「オールマイトを超える」という夢が、オールマイトの引退によって別の形で実現してしまったからです。
そんな中で、エンデヴァーはNo.1ヒーローとしての新たな立場を示すことになります。
ヒーロービルボードチャートJPの発表では、No.1エンデヴァー、No.2ホークスという新たなトップ2が決定。
その後、ホークスからチームアップを持ちかけられたエンデヴァーは、福岡・博多へ向かいます。
そこで2人を待ち受けていたのが、新型の脳無・ハイエンドでした。
アニメ公式でも、第87話でエンデヴァーがNo.1、ホークスがNo.2となり、ホークスがエンデヴァーにチームアップを提案。その後、博多でハイエンドが急襲する流れが描かれています。
あらすじ
ハイエンドは、これまで登場した脳無とは一線を画すほど高い戦闘能力を持った存在でした。
圧倒的な身体能力に加え、複数の個性を持つハイエンドは、エンデヴァーの攻撃を受けても再生するなど、非常に厄介な相手です。
エンデヴァーはNo.1ヒーローとしてハイエンドと戦い、ホークスも援護に入ります。
しかし、ハイエンドの強さは想像以上でした。
エンデヴァーは戦闘の中で大きなダメージを受けながらも、周囲の人々への被害を抑えながら戦う必要があります。
さらに、ハイエンドは単純なパワーだけではなく、エンデヴァーの戦い方を分析するような動きを見せます。
ホークスは自身の「剛翼」を利用してエンデヴァーを援護し、2人はそれぞれの能力を生かしながらハイエンドに対抗します。
戦闘が激しくなるにつれ、エンデヴァーは限界に近い状態へ追い込まれていきます。
それでもエンデヴァーは立ち上がり、No.1ヒーローとして人々の前で戦い続けます。
最終的にエンデヴァーは、自身の最大級の火力をハイエンドにぶつけ、死力を尽くして戦い抜きます。
この戦いは、単純に「エンデヴァーがハイエンドを倒した」というだけではありません。
オールマイトの後を継いだNo.1ヒーローとして、エンデヴァーが初めて人々に自分の姿を示す戦いでもありました。
見どころ①エンデヴァーが「No.1ヒーロー」として戦う
この戦い最大の見どころは、エンデヴァーが初めてNo.1ヒーローとして人々の前に立つことです。
エンデヴァーは、それまで長い間No.2の座にいました。
しかし、その順位に甘んじていたわけではありません。
むしろ、オールマイトを超えることを目標にして、誰よりも強くなることを追い求めてきた人物です。
ところが、オールマイトが引退したことで、エンデヴァーは望んでいた形とは違う形でNo.1になります。
そのため、この戦いでは「No.1になったエンデヴァーがどんなヒーローなのか」が初めて問われることになります。
個人的に面白いと感じるのは、エンデヴァーが戦いの中で「No.1らしく振る舞おう」とするのではなく、これまで積み重ねてきた実力そのもので人々を守ろうとしているところです。
オールマイトとは違い、笑顔で人々を安心させるタイプではありません。
それでも、傷つきながら立ち上がり、最後まで敵と戦い続ける。
この姿によって、「No.1ヒーロー=オールマイトのような人物でなければならない」というわけではないことが描かれています。
エンデヴァーが自分なりのNo.1ヒーロー像を探し始める、非常に重要な戦いだと思います。
見どころ②エンデヴァーとホークスの連携
エンデヴァーVSハイエンドでは、エンデヴァーとホークスのコンビネーションにも注目です。
エンデヴァーは圧倒的な火力を持つ近距離戦タイプ。
一方のホークスは、「剛翼」を自在に操り、広い範囲をカバーしながら仲間を支援できるタイプです。
2人の戦い方は大きく異なりますが、それがハイエンド戦では強みになります。
ホークスはエンデヴァーの動きをサポートしながら、周囲の状況にも目を配ります。
対してエンデヴァーは、ホークスの援護を利用しながらハイエンドに攻撃を集中させます。
特に印象的なのは、エンデヴァーが一人で全てを解決するのではなく、ホークスの能力をきちんと戦力として利用している点です。
エンデヴァーはこれまで「自分一人の力でオールマイトを超える」ことに強くこだわってきた人物です。
しかしNo.1となった彼が、No.2のホークスと連携して敵に立ち向かう姿には、以前とは違う変化が感じられます。
見どころ③ハイエンドはなぜ強い?
ハイエンドの恐ろしさは、単純に攻撃力が高いことだけではありません。
高い身体能力に加えて、複数の個性を持ち、さらに超再生によって受けたダメージから回復する能力も持っています。
そのため、エンデヴァーが強力な攻撃を当てても、簡単には倒すことができません。
さらに厄介なのが、ハイエンド自身が戦闘中に状況を判断しながら行動することです。
これまでの脳無が「強力な個性を持った敵」という印象だったのに対し、ハイエンドは戦闘そのものの完成度が高く、プロヒーローであるエンデヴァーを追い詰めるだけの能力を持っています。
そのため、エンデヴァーがNo.1ヒーローだからといって、一方的に勝てる戦いではありません。
むしろ、No.1ヒーローであるエンデヴァーがここまで追い込まれることで、ハイエンドがどれほど規格外の敵なのかが伝わってきます。
この「No.1ヒーローVS新型脳無」という構図が、戦闘の緊張感を大きく高めています。
見どころ④ エンデヴァーの本当の強さは「判断力」にある
エンデヴァーといえば、炎を操る「ヘルフレイム」による圧倒的な火力が目立ちます。
しかし、ハイエンド戦をよく見ると、エンデヴァーの強さは単純な攻撃力だけではないことが分かります。
エンデヴァーは戦闘中、敵の能力だけでなく、周囲の建物や市民への被害まで考えながら戦っています。
つまり、「敵を倒せばいい」という戦い方ではありません。
プロヒーローとして、人々を守りながら敵を倒す必要があります。
個人的には、ここがエンデヴァーの魅力が最もよく表れている部分だと思います。
派手な炎の攻撃だけを見ると「パワー型のヒーロー」に見えますが、実際には状況判断をしながら戦う非常にテクニカルなヒーローです。
だからこそ、ハイエンドのような強敵を相手にしても、最後まで勝機を見失わずに戦うことができたのだと考えられます。
見どころ⑤「オールマイトの後継者」ではなく、エンデヴァー自身のヒーロー像
この戦いをエンデヴァーのキャラクターという視点から見ると、もう一つ大きな意味があります。
それは、エンデヴァーが「オールマイトを超える」という目標から少しずつ離れ、自分自身のヒーローとしての在り方を考え始めることです。
これまでのエンデヴァーは、オールマイトを超えることに強く執着してきました。
しかし、オールマイトが引退したことで、その目標は以前と同じ形では追えなくなります。
そこでエンデヴァーは、No.1ヒーローとして人々を守るという新しい立場に向き合うことになります。
ハイエンド戦は、その変化を象徴する戦いです。
オールマイトのように笑顔で人々を安心させるのではなく、傷つき、苦しみながらも最後まで立ち続ける。
その姿を見た人々が、エンデヴァーをNo.1ヒーローとして認識していくことになります。
つまり、この戦いは「エンデヴァーがハイエンドに勝った話」であると同時に、「エンデヴァーが自分自身のNo.1ヒーロー像を作り始めた話」として見ることもできます。
この視点を持って見ると、戦闘シーンだけでなく、その後の轟家やエンデヴァーの物語にもつながる重要なエピソードであることが分かります。
まとめ
エンデヴァーVSハイエンドは、原作漫画では20巻のNo.187「燃えよ轟け!VS脳無:ハイエンド」から21巻のNo.190「始まりの」までにわたって描かれています。
アニメでは、**第4期第25話・通算第88話「始まりの」**で描かれました。アニメ公式でも、ハイエンドがエンデヴァーとホークスを襲撃し、2人が協力して戦うエピソードとして紹介されています。
この戦いの最大の見どころは、単純な「ヒーローVS敵(ヴィラン)」ではありません。
オールマイトの引退によってNo.1ヒーローとなったエンデヴァーが、初めてNo.1として人々の前に立ち、自分なりのヒーロー像を示す戦いでもあります。
また、エンデヴァーとホークスによる連携や、圧倒的な能力を持つハイエンドとの攻防、エンデヴァーの戦闘中の判断力にも注目すると、より深く楽しめます。
特に、これまでオールマイトを超えることだけを目標にしていたエンデヴァーが、「オールマイトとは違うNo.1ヒーロー」として人々に認められていく過程は、この戦いの大きな意味のひとつです。
アニメ版では炎を使った迫力ある戦闘だけでなく、エンデヴァー役・稲田徹さんの熱演も加わり、原作とはまた違った魅力があります。実際にアニメ公式の「ヒロアカアニメベストバウト」では、エンデヴァー&ホークスVS脳無ハイエンドが第3位に選ばれています。10万票を超える投票の中でトップ3に入った人気バトルです。
エンデヴァーのキャラクターやNo.1ヒーローとしての変化を知るうえでも重要な戦いなので、ぜひ漫画・アニメの両方でチェックしてみてください。
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